C級審判員認定講習会を開催しました。

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JTAから田中信子講師をお迎えし、今年度もC級審判員認定講習会を9月28日(土)に、青木町公園プール棟会議室において開催いたしました。C級審判員認定試験の受験及び審判員更新の為に、約20名の方の受講がありました。認定試験では9名がチャレンジし全員が合格(うち満点合格者1名)されましたことをご報告いたします。

受講内容の一部を、特に10/13・10/20に行われるシングルス大会に関係しそうな内容を中心にご報告させて頂きます。

大会の時に知っておくと便利な主なルール(for singles)

Q:1 ネット中央の位置でのネットの高さは何メートルですか?

A:1 0.914m(91.44㎝)ゴルフのお好きな方は1ヤードといった方が分かりやすいかも…ちなみにネットの両端のネットポスト高さは1.07mとなっています。15.6㎝も違います

Q:2 ダブルス用コートにおけるシングルス・スティックの正しい立て方はどちら?

①シングルスサイドラインの外側から0.914mのところにシングルス・スティックの外側がくるように立てる

②シングルスサイドラインの外側から0.914mのところにシングルス・スティックの中心がくるように立てる

A:2 ②の中心が正しい。例えば直径6㎝のスティックの場合①の方法だと約3㎝外側に立ててしまうこととなります。

Q:3 シングルスにおいてセカンドサーブがシングルス・スティックにあたってから相手コートの指定されているサービスコート内に入った場合レットとなるか?フォールトとなるか?

A:3 フォールトとなるので打ったサーブがセカンドサーブなのでダブルフォールトとなる。サービスの場合はフォールトになるというのがルール(規則19c)但しラリー中のボールなら有効返球となる(但し規則2及び規則24dが起こった場合を除く)

Q:4 シングルスの試合中シングルス・スティックの外側のネットに選手が触れてしまった場合、触れてしまった選手の失点となるか?問題ないか?

A:4 失点にならない。ダブルス用コートでシングルス・スティックを立ててシングルスを行う場合はシングルス・スティック外側のネットポストやネットはパーマネント・フィクスチェア(規則2参照)とみなされるため、ネットポストまたはネットの一部とみなされないので『タッチ』とはならないので失点にならない!

Q:5 サービスダッシュした際にサーバーがポケットからボールを落としてしまった、サーバーは『レット』をかけられるか?

A:5 サーバーはレットをかけられない。落とした人はレットをかけることはできない

Q:6 レシーバーのストリングがファーストサーブを受けた際切れてしまったのでラケットを交換した場合は?

A:6 レシーバーがラケットを交換した場合はファーストサーブの打ち直しとなる。サーバーのストリングがファーストサーブがフォールトで切れてしまってラケットを交換した場合はセカンドサーブから始める

Q:7 プレー中に振動止めを落とした場合レットをかけることはできるか?

A:7 振動止めはラケットの一部とみなされるのでレットをかけることはできない

Q:8 試合中にスコアが分からなくなってしまった場合は?

  1   2   3   4   5   6   7
  埼玉   〇   ●   〇   〇
  川口   〇   ●

A:8 ふたりにポイントを確認したところ、3ポイント目だけがどちらが取ったか合意できなかった。 この場合は合意できるポイントをすべて生かし埼玉から40-15でスタートする。サービスをするサイドも40-15からスタートするので右サイドからとなる。

規則2 パーマネント・フィクスチュア

コートのパーマネントフィクスチュアとは、主にコート後方のフェンスや壁、横のフェンスや壁、ベンチ、審判台、照明用のポールなどをいいます。ダブルス用ネットとシングルス・スティックを使ってシングルスを行う場合はシングルス・スティック外側のネットポストやネットはパーマネント・フィクスチェアとみなされるためネットポストまたはネットの一部とみなされない

規則24d プレーヤー・チームの失点

返球がバウンドする前に、パーマネントフィクスチュアに当たった場合

大会の際、当事者同士で解決できない場合はレフェリーを呼んでください。